この前、病院に行った帰りに一人で回転寿司を食いました。

その寿司屋に心奪われる素敵な女性がいたんです。
そこの店員なんですがね。
う〜ん、歳のころは30代後半ってところですかねぇ。

ちょうど彼女がオレのお会計をやってくれました。



女:「そうしますと、お会計720円になります。」


オレ、1000円札を出す。


女:「そうしますと、1000円いただきます。」


女:「そうしますと、280円のおつりになります。」



・・・なんだ?
オレは今食った寿司の会計をやってもらってるのに、なぜ算数を教えてもらってるような気分になるんだ??
発言全てに「そうしますと」を付ける彼女は“「そうしますと」の女”としてオレの心にその名を刻みました。


実に気になる女です。
店を出た後も気になって仕方がありません。


「そうしますと、1000円いただきます。」は明らかに「そうしますと」の使い方間違ってるだろ。

それとも、なにか?
あの女はオレが小銭を持ってなくて1000円札出すことを見ぬいていたというのか??
寿司屋の女、恐るべし!!




常軌を逸した「そうしますと」の乱用っぷりに彼女の私生活がとても気になります。
万が一、彼女のことを好きになってしまった男がいたりしたら大変です。



男:「あの、ちょっと真剣な話があるんだけど・・・」


女:「そうしますと、おそらく愛の告白です。」


男:「え・・・そ、そうだけど」


女:「そうしますと、私のことを好きってことです。」


男:「・・・そ、そうなんだ。好きなんだ!」


女:「そうしますと、私とお付き合いがしたいということでよろしいですね?」


男:「お付き合いなんて、そんな・・・まぁ、できればうれしいんだけど・・・」


女:「そうしますと、私の心も身体も全て一人占めして楽しみたいということですね?」




・・・。
なんか、告白している最中に別れを切り出してしまいそうになりますね・・・。
好きなあまり彼女と付き合ってしまった彼にはその後も壮絶な苦労が待ちうけています。

結ばれる時なんか、もう目が当てられません。



〜いいムードの中、彼が彼女の肩に手をまわす〜


女:「そうしますと、キスをします。」


〜言われるがまま彼はくちづけをする〜


女:「そうしますと、胸を揉まれます。」



特殊な彼女と付き合っている彼はいちいち彼女の言動に腹を立ててはいけません。
彼女の発言を極力耳に入れないためには人間国宝クラスの集中力が必要です。
集中するために彼はとにかく色々と頑張ります。



女:「そうしますと、濡れてきます。」


女:「そうしますと、挿入できます。」



ここまで来ると後には退けません。
なすがまま、彼は頑張ります。
がんばります。
ガンバリマス。



女:「そ、そうしますと・・・そうしますと・・・」





女:「そうしますとぉぉぉぉ〜っっ!!!」








ぜんっぜん、燃えませんっ!!!!(怒)