イラクで殺された香田さんの殺害風景がネットで流れ出しました。

オレは前にチェチェンの首切り映像をネットで見てすごくショックを受けました。
人間が人間を殺す映像は本当に見るに耐えません。
現実から目をそむけてはいけないのかもしれませんが、香田さんの映像は見れません。
確かに、香田さんの行動は浅はかだし、無責任だし、自業自得にも思えます。
でも、殺される様は見れません。

なぜなら、オレが殺したとも思えるからです。


今回の場合、チェチェンの時と決定的に違うのは被害者が日本人であり、テロリストの要求が「自衛隊の撤退」であったという点にあります。

自衛隊の活動費はオレたちが払っている税金で賄われています。
自衛隊をイラクに派遣させる指示を出した小泉純一郎はオレたちが選んだ首相です。

日本が自衛隊を派遣したということは直接的ではないにしろ「暴力に暴力で対抗」したことと同じです。
これについてはテロリストも同じことが言えます。
テロルという手段は決して許されることではないですが、国家であろうがやってる内容は変わりありません。
ある意味、「大義名分」を掲げているほうがたちが悪いのかもしれません。

自分の愛する人や大切な仲間が誰かの暴力によって殺されでもしたら怒り、恨むでしょう。
普通の人間であれば当然です。
そして、それが復讐心を生み、次の暴力につながるのです。

アメリカの暴力に対抗するテロリストの暴力が日本の暴力を生む。
そして、その日本の暴力が新たな暴力を生む。
この暴力のスパイラルは「その始まり」を探してしまいがちになるから止むことがないのではないでしょうか。
「あっちがやったからだ!」
「いやいや、そっちが先だろ!」
これでは、止むことがないのです。

「始まりを探し出す」のではなく「終わりを作る」。
誰かが断ち切らなくては永遠に平和は訪れません。


では、オレたちに何が出来るのか。
それはただ一つ。

選挙に行きましょう!


日本の公職選挙の投票率は平均して約50〜60%前後です。
今回の事件では「自衛隊を撤退しろ」とか「テロリストの言いなりになるな」とかみんな好き勝手なこと言っていますが、選挙に行ってもいないヤツらはそんなこと言う資格なんてありません。
自衛隊に守ってもらう資格もなければ、警察に守ってもらう資格もない。
本来であれば、「米軍に撃たれました!」って言っても「あっそ。」で終わりです。
「道を教えてください!」ってお願いしても「しらねぇ〜なぁ〜。」で終わりです。
それどころか、水を飲む資格もゴミを出す資格もありません。
ところが、そういうやつに限って文句が多い。
「渋滞がむかつく!」とか。
いやいや、ちょっと待てよ・・・。
「あなたは渋滞に混ぜてもらう資格すらないんですよ♪」ってことなわけです。


海外には「選挙権という権利」を得るために血を流している国があるっていうのに日本人は何もせず文句ばっかり言うのが得意です。
「ムカツク!←国のせい←政治家のせい←自分のせい」ってことを忘れちゃダメです。

水を好きな時に飲めるかどうかも、ゴミを持っていってもらえるかもオレやあなたの一票次第。
強盗やミサイルから守ってもらえるかどうかもオレやあなたの一票次第。
まして、何千人何万人という人間を殺すも救うもオレやあなたの一票次第。



サムライだったらしっかり物事を考えて第二の香田さんを作らないようにしませんか?
このメッセージを見て少しでも投票に行く人が増えてくれれば香田さんに対するオレからの弔いになるんじゃないかな。
こんなちっぽけなことしかできないけど。