今日のライブドアニュースにこんな記事がありました。







「小1生全員にGPS端末 神奈川・逗子市が導入」









GPSとはアメリカが軍事目的で開発した「衛星利用測位システム」のことで、端末の位置を軍事衛星を使って測定するものです。





現在ではカーナビなど様々な目的に利用されていますが、カーナビメーカーが独自で衛星を打ち上げているわけではありません。


あくまでも、米軍の軍事衛星を「間借り」しているだけなのです。







実際の記事を抜粋すると、こんな感じ。
 



「神奈川県逗子市は16日、連れ去り事件に対する安全確保策として、4月に小学校に入学する市内の約530人に、衛星利用測位システム(GPS)を使った携帯型の位置情報提供端末を無償貸与すると発表した。
・・・(中略)
端末は縦7センチ、横4センチで、児童が非常ボタンを押せば、提携する警備会社のガードマンが位置を割り出す。市内であれば10分以内に駆けつけるという。」









GPS端末が小学生に搭載されるとは、なんというか切ない話ですね。




「連れ去り事件はいずれ起こるもの」というあきらめが感じられます。




何もしていない純真無垢な小学生にそんなことさせるくらいだったら、前科者にGPS埋め込むほうがよっぽどいいような気がするのはオレだけでしょうか?










人と人とのつながりやモラル。


そういったものが今以上に希薄になっていく気がしてなりません。











こんなことしてたらいつか絶対大変なことが起こりますよ?






小学生文化の大転換期がやってきます!







例えば・・・


















「秘密基地」絶滅の危機。
















「秘密」がモットーの「秘密基地」が「秘密」じゃなくなるわけですから当然です。




なにせ、相手は米軍ですから。






「秘密」じゃなくなるだけではありません。






全国の小学生の秘密基地に関するデータは全てペンタゴンに集約されます。



小学生たちに不穏な動きがあった場合、即座にラムズフェルド国防長官からブッシュ大統領へホットラインが入ります。


















大統領!








日本の小学生たちが基地にエロ本を集め出しています!!










これは何らかの軍事行動では?






















よし。









第7艦隊を出撃させろ!



















・・・ほら。















日本が火の海。















そりゃ、ZONEも解散するわけです。








なにも、「秘密基地」だけが問題になるわけではありません。



他にも・・・

















「かくれんぼ」絶滅の危機。
















日本人で「かくれんぼ」をやったことがない人はまずいないでしょう。



小学生にGPS端末を搭載させると、「かくれんぼ」だけではなく同様の要素を持った遊び全ての概念を覆すことになります。






「缶蹴り」などがそうです。







昔ながらのこの遊びも一変してしまう可能性が出てきます。













普通に缶を蹴りに行くのでは即座に撃沈。





例え、鬼の背後に回ろうがムダです。





居場所は把握されてますから。









GPSで。












そこで、攻撃側の新たな戦略。











ロケット花火で缶を爆撃。













さしずめ、小銭で買えるトマホーク


どうせ居場所がばれてるのであれば、ヤブの陰から遠隔攻撃です。






これであれば、鬼も相手の名前を叫ぶことも出来ずに攻略されてしまいます。











そこで、鬼の次なる防衛戦略。










TMD(戦域ミサイル防衛)











ロケット花火の攻撃を察知することが肝心です。




幸い、導火線の燃える音、発射音等で察知できる可能性はあります。


ましてや、ミサイル発射基地の場所はGPSで特定できるので飛んでくる方向を絞り込むこともできるわけです。







敵のミサイルが発射されたら缶に到達する前にエアガンなどで撃ち落とします。








日本が導入を検討している対北朝鮮ミサイル防衛戦略がこれです。











このTMDとロケット花火の命中率の悪さに攻撃側も次なる手を練らなくてはなりません。











そこで、子供社会の三菱重工「駄菓子屋」が新兵器を開発。











「レーダー波を吸収する体操着」がバカ売れ。

















そして、














ステルス小学生が誕生します。
















これで、GPSで居場所を察知されることはなくなります。









鬼は敵の居場所がわからなくなります。














そこで、ステルス小学生の一斉攻撃開始。
















と、これで一見普通の「缶蹴り」に戻ったように思えますが、そうではありません。












GPS端末は鬼も持っています。


そこで、先ほどの記事に戻るとこう書いてあります。









「児童が非常ボタンを押せば、提携する警備会社のガードマンが位置を割り出す。」











ご丁寧にこの端末・・・















「核のボタン」まで付いてます。
















ステルス小学生の一斉攻撃に鬼ももはやこれしか打つ手は残されていません。















核爆弾投下。














警備会社に迷惑をかける。

親に怒られる。





そんなことはもう予測も出来なくなってしまいます。






今は缶を守ることしか目に入らないのです。











窮地に追い込まれた鬼は「核のボタン」に手をかけます。










3・2・1・・・









発射ぁぁぁー!!!!















「市内であれば10分以内に駆けつけるという。」




























鬼、無念・・・。(涙)







p.s.内容はバカバカしいですが、この記事で伝えたかった現代社会に対するアイロニーは感じていただけましたか?






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