昨日のエントリをまだ読んでない人は先にそちらを読んでからどうぞ!
 ↓
「ときどきメモリアル。」








(昨日の続き)







街のど真ん中でモンゴル人風女子高生に遭遇しました…。






決して太ってるわけではないのですが、明らかにゴツイ







顔は誰に似てるとかそういうレベルを超えてます。




あえて言うなら、







政治家とかにいそうな感じ?








言わずもがな、「おばさん」ではなく「おじさん」のほうです。








そして、髪なんかケツくらいまでバサーッってあって、


まさに








リアル・ポニーテール!











「残念だ!」とかそういう感情ではなく「なに?」っていう感情が芽生えます。







でも、待ってください。
今日来る女の子の人数は二人です。


ほら、コンパとかでもよくあるパターンじゃないですか。





「引き立て役」っていうやつ?







可愛い子がそうじゃない子を一緒に連れてくるみたいな。

スイカを食うときにかける塩みたいなもんですね。




きっと「塩」なんですよ、このモンゴル人わ。











「こんにちわぁ〜♪」









モンゴル人の後ろからもう一人の女の子の声がしました。






「スイカ」がオレたちに向かって挨拶をしています。


気のきいた演出ですね。





「塩」から先に持ってくるなんて♪






少々「塩」で取り乱したものの、失礼のないように「スイカ」に挨拶をしようではありませんか!!




正々堂々と!













「こんにち・・・









What's?














おい・・・






「スイカ」だと思ってたのに・・・















「コショウ」じゃねーか!!











辛ぇー。



人生って辛ぇー・・・。













「総員、第一種戦闘配置!!」









突如、平和な街に「使徒」が現れたため、オレたちは緊急会議を開きます。






「さて、どうしましょうか。この調味料コンビ。」


「とにかくここから即移動しよう!」


「一緒に歩いてるところを誰かに見られでもしたら、シャレにならんぞ?「青春」失っちゃうよ??」


「だよな。とりあえず、街から離れよう!」







帰りたい・・・。





家に帰って適当にテレビでも見たい・・・。









なんなら、「きょうの料理」だっていい。









でも、あまりにも失礼じゃないですか。


会って一分後に「んじゃ!」っていうのは。


オレたち、大人だなぁ〜。








あのぉ、君たち?











ボ、ボーリングは好きかい??












「ボーリング」とは我ながらナイスチョイス!




理由1:初対面でも不自然じゃない。



理由2:あまり話をしなくてすむ。



理由3:とにかく街から離れられる。












「うん!いいよぉ〜!」










よかった・・・。





とにかく人の多い街中から抜け出せる!




この地雷原から抜け出せる!!









ほっとして地下鉄の駅に向かって歩き出したその瞬間。












「よぉ!」











あぁ・・・





一歩目で地雷にヒット・・・。







同じクラスのS君です。









顔は決して笑っていませんが、










目は確実に爆笑しています・・・。







聞いてはいけない雰囲気を察したのか、そのS君。


「よぉ!」と言ったまま立ち去ろうとします。






その背中に向かってむなしく声が響きます。










「あ、集まりなんだよ!集まり・・・!!」










S君。


軽く微笑んだくらいにしてうなづいてやがります。











てめぇ!



全然わかってないぞぉぉぉ!!









あぁ、明日から登校拒否になりそうだ・・・。



だって、振り返るとほら。








塩とコショウが少々・・・。








格好のネタだよ・・・。










四人中二名は意識不明の重体。


ようやく遠い遠いボーリング場に担ぎこまれました。







ここまで来ればひとまず安心。


なにせ、平日ですからね。


ボーリング場もガラガラです。









今日のボーリングは「遊び」ではありません。




純然たる「競技」です。




真剣にボーリングというスポーツを愉しむこととします。








それにしても、このコショウ。






無駄にテンションたけぇー・・・。








モンゴル人と比較すると「豆」みたいな子なのですが、聞いてもいないのに話をどんどん進めます。








株主総会の司会役にピッタリ。








総会屋もタジタジのウザさと「豆」風の風体からでしょうか。


オレたちは「ギンナン」と名づけることにしました。







12ポンドのボールを黙々と投げているモンゴル人を尻目に、ギンナンは勝手にしゃべり続けています。









「最初に電話したときさぁ、すごくドキドキしたんだぁ〜♪」








へぇ〜。








「でも、電話してよかったなって思う。自分の勇気にカンパイ?











あぁ・・・










ウゼェ!!














「ねぇ、プリクラ見る?プリクラ!











あぁ・・・









見たくもねぇ!!











「ほら、見て?こっちがおねえちゃんでこっちが妹。似てるでしょ?」









ぷぷぷ・・・






やっぱり一緒に撮ってくれる人、いないんだぁ〜・・・









家族くらいしか!!













オレ:「ふ〜ん、三人姉妹なんだぁ〜」










ギンナン:「そう!」











ギンナン:「でね、みんな同い年♪













・・・???










双子の次は三つ子ですかい!!!







次回へつづく。




p.s.これはあくまでノンフィクションです・・・。





「トイツ」が「アンコ」になったよ!
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