ども。
「カワイ体操教室」に通っていたことのあるyusicです。
昨日のエントリのようなオレの青春物語が意外と人気があるようなので、今日もそういったお話をしたいと思います。
前にも書きましたが、オレが通っていた高校って伝統ある男子校でして、ともかくみんな出会いに飢えていたのです。
かくいう、オレもその中の一人だったわけですが、今回は偶然にして突如訪れた「ときめきメモリアル」についてお話したいと思います。
高校1年からオレはバンドというものに手を出しました。
まぁ、そのせいでその先の人生を狂わせたのですが。
最初はインストのバンドをやってました。
それはそれで楽しかったのですが、違うバンドも組んでみたくなったときがありました。
それで、最初のバンドのギター(昨日のエントリに出てきた連れです)とメンバーの募集をしたことがあったのです。
「バンドメンバー募集」という張り紙を作りまして楽器屋に貼ってもらい、そこにギターのヤツの家の電話番号を書いておきました。
しばらく誰からも連絡が来なかったため、本人たちも忘れかけていた頃です。
ある日、オレが家にいると電話がかかってきました。
ヤツです。
連:「おい!きたぞ!」
オレ:「なにが?」
連:「なにがって、電話がだよ!」
オレ:「電話かけてきたのはおまえだろ?」
そりゃ、受験に失敗するわけです…。
連:「メンバー募集の紙、貼ったろ?連絡来たんだよ!」
オレ:「あぁ、マジで?んで、どんな感じ??」
連:「どんな感じも何も、女だよ!女!!」
オレ:「女だとぉぉぉぉっっ!!!」
男子高校生ってほんと「絵に描いたようなバカ」ですよね。
特に男子校のヤツなんて、もう「女」というだけでご飯が何杯でもすすみます。
「トリュフ・キャビア・女」です。
よくよく話を聞いてみるともっと興味がわいてきました。
電話をしてきた彼女は他校の高校生だったのですが、バンドをやりたかったわけではないようなのです。
なにやら、電話番号書いた紙が教室に落ちていた。
↓
それを拾ってかけてみた。
ものすごく思慮の浅い行動。
「怪しむ」とか「疑う」という判断が欠落していたものと思われます。
助けたカメが迎えに来た。
↓
そのまま竜宮城に行ってみた。
と、たいして変わりありません。
平和な日本万歳!
そしてなんと、その女子高生。
「オレたちに会ってみたい」とかぬかします。
お嬢ちゃん。
オレたちを誰だと思ってるんだい?
君みたいな一介の女子高生が気軽にオレたちに「会いたい」なんて言うのは…
100年遅いよぉ〜♪
会う会うアウゥ〜っ!!
ぜぇ〜ったい、会うぅ〜っ!!!
即答です。
断るわけなどありません。
向こうの熱が冷めてしまう前にとにかく会う段取りを決めてしまいます。
そして、当日。
放課後、駅前で待ち合わせをしました。
向こうももちろん女の子二人で来るらしいとのことです。
オレたち。
こういう時だけ「10分前行動」。
ろくに授業の予習などやらないくせに、
終電の時間のチェックは怠りません。
ちょうど夕方の帰宅ラッシュと重なり、あたりは行きかう人が大勢いました。
キョロキョロあたりを見回します。
すると、すげー垢抜けない女子高生二人組みがこっちへ向かってきました。
オレ:「おい!あれ見ろ!」
連:「あれかなぁ〜。ぱっとしねーなー。」
オレ:「おい。こっち来たぞ。あれだよ。」
連:「うわぁ〜、そうだ。きっとそうだ。」
二人の視線を避けるかのように、彼女たちはオレたちの横を通り過ぎていきました。
「だよな?あんな垢抜けない子がいきなり男の家に電話してくるわけねーもん。」
「ましてや、会いたいなんてなぁ〜。」
「きっともっとこう、明るくてキャピキャピしてるやつが来ると思うぜ?」
「だな。「真面目な殻やぶりたガール」だよ!きっと!」
「おい。二人なんだから「ガール」じゃなくて「ガールズ」だろ!」
すると、突然背後から声がしました。
「こんにちわぁ〜♪」
おおっ!
ついに来たぜ!
「やぶりたガールズ」がついに来たぜ!!
「はい!
こんにち…わ???」
…
誰?
このモンゴル人…。(汗)
次回へつづく。
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「カワイ体操教室」に通っていたことのあるyusicです。
昨日のエントリのようなオレの青春物語が意外と人気があるようなので、今日もそういったお話をしたいと思います。
前にも書きましたが、オレが通っていた高校って伝統ある男子校でして、ともかくみんな出会いに飢えていたのです。
かくいう、オレもその中の一人だったわけですが、今回は偶然にして突如訪れた「ときめきメモリアル」についてお話したいと思います。
高校1年からオレはバンドというものに手を出しました。
まぁ、そのせいでその先の人生を狂わせたのですが。
最初はインストのバンドをやってました。
それはそれで楽しかったのですが、違うバンドも組んでみたくなったときがありました。
それで、最初のバンドのギター(昨日のエントリに出てきた連れです)とメンバーの募集をしたことがあったのです。
「バンドメンバー募集」という張り紙を作りまして楽器屋に貼ってもらい、そこにギターのヤツの家の電話番号を書いておきました。
しばらく誰からも連絡が来なかったため、本人たちも忘れかけていた頃です。
ある日、オレが家にいると電話がかかってきました。
ヤツです。
連:「おい!きたぞ!」
オレ:「なにが?」
連:「なにがって、電話がだよ!」
オレ:「電話かけてきたのはおまえだろ?」
そりゃ、受験に失敗するわけです…。
連:「メンバー募集の紙、貼ったろ?連絡来たんだよ!」
オレ:「あぁ、マジで?んで、どんな感じ??」
連:「どんな感じも何も、女だよ!女!!」
オレ:「女だとぉぉぉぉっっ!!!」
男子高校生ってほんと「絵に描いたようなバカ」ですよね。
特に男子校のヤツなんて、もう「女」というだけでご飯が何杯でもすすみます。
「トリュフ・キャビア・女」です。
よくよく話を聞いてみるともっと興味がわいてきました。
電話をしてきた彼女は他校の高校生だったのですが、バンドをやりたかったわけではないようなのです。
なにやら、電話番号書いた紙が教室に落ちていた。
↓
それを拾ってかけてみた。
ものすごく思慮の浅い行動。
「怪しむ」とか「疑う」という判断が欠落していたものと思われます。
助けたカメが迎えに来た。
↓
そのまま竜宮城に行ってみた。
と、たいして変わりありません。
平和な日本万歳!
そしてなんと、その女子高生。
「オレたちに会ってみたい」とかぬかします。
お嬢ちゃん。
オレたちを誰だと思ってるんだい?
君みたいな一介の女子高生が気軽にオレたちに「会いたい」なんて言うのは…
100年遅いよぉ〜♪
会う会うアウゥ〜っ!!
ぜぇ〜ったい、会うぅ〜っ!!!
即答です。
断るわけなどありません。
向こうの熱が冷めてしまう前にとにかく会う段取りを決めてしまいます。
そして、当日。
放課後、駅前で待ち合わせをしました。
向こうももちろん女の子二人で来るらしいとのことです。
オレたち。
こういう時だけ「10分前行動」。
ろくに授業の予習などやらないくせに、
終電の時間のチェックは怠りません。
ちょうど夕方の帰宅ラッシュと重なり、あたりは行きかう人が大勢いました。
キョロキョロあたりを見回します。
すると、すげー垢抜けない女子高生二人組みがこっちへ向かってきました。
オレ:「おい!あれ見ろ!」
連:「あれかなぁ〜。ぱっとしねーなー。」
オレ:「おい。こっち来たぞ。あれだよ。」
連:「うわぁ〜、そうだ。きっとそうだ。」
二人の視線を避けるかのように、彼女たちはオレたちの横を通り過ぎていきました。
「だよな?あんな垢抜けない子がいきなり男の家に電話してくるわけねーもん。」
「ましてや、会いたいなんてなぁ〜。」
「きっともっとこう、明るくてキャピキャピしてるやつが来ると思うぜ?」
「だな。「真面目な殻やぶりたガール」だよ!きっと!」
「おい。二人なんだから「ガール」じゃなくて「ガールズ」だろ!」
すると、突然背後から声がしました。
「こんにちわぁ〜♪」
おおっ!
ついに来たぜ!
「やぶりたガールズ」がついに来たぜ!!
「はい!
こんにち…わ???」
…
誰?
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